漫画『BLACK LAGOON』感想|ド派手でクールでかっこいい、極上の裏社会ガンアクション

悪党がかっこいい!

今回紹介する漫画は、『BLACK LAGOON(ブラック・ラグーン)』。

ぶっ飛んだ世界観と、ド派手なアクションがクセになるガンアクション漫画です。

特に印象に残ったのは、こんなところ。

  • ド派手すぎる銃撃戦と、ページをめくる手が止まらないガンアクション
  • 普通のサラリーマンが裏社会に飲み込まれていく、堕ち方が最高にエモい
  • 狂ってるのにカッコいい、“悪党”たちの信念と美学にシビれる!

もう、すべてがかっこいい。それに尽きます。

こんな人におすすめ
  • 会社にモヤモヤしている社会人
  • ハリウッド映画みたいなド派手な作品が好きな人
  • 銃撃戦やアクションにテンション上がる人

普通のサラリーマンだった主人公が、理不尽で暴力的な世界に飲み込まれていく中で、少しずつ“自分の生き方”を見つけていく。

暴力も、信念も、生き様も全部詰まった、シビれるような作品です。

※この記事は漫画『ブラック・ラグーン』1~3巻のネタバレが含まれています。作品をより楽しむために、未読の方はご注意を!

マンガアプリ『サンデーうぇぶり』に掲載されているので、まずは無料で読んでみてください!

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目次

あらすじ

舞台は、東南アジアの架空都市・ロアナプラ。

マフィアや殺し屋、ならず者たちが集まる、悪党だらけの無法地帯です。

日本の企業で働く、ごく普通のサラリーマン・岡島緑郎。

ある日、会社の命令で機密ディスクを運んでいた彼は、運び屋“ラグーン商会”に誘拐されてしまいます。

ロアナプラに連れてこられた緑郎を待っていたのは、さらなる裏切り。

会社は彼を見捨てただけでなく、事態をもみ消すために傭兵部隊を送り込んできます。

相手はまさかの戦闘ヘリ。

そして、敵の罠で逃げ場のない水路へ追い込まれ、絶体絶命のピンチ。

しかし、緑郎がこのピンチを覆すぶっ飛んだ作戦を思いつく。

銃撃戦が日常で、正義も悪も曖昧なこの世界。

岡島緑郎はもう死んだ——

「俺の名は、ロックだ。」

普通のサラリーマン・ロックが生きるのは、道徳も正義もない犯罪都市。

ファッキン・クライストは今日も休暇中!

暴力と欲望が飛び交う街で繰り広げられる、極上のガンアクションです。

漫画『BLACK LAGOON』の魅力①|映画のようなガンアクションが圧倒的にかっこいい!

『BLACK LAGOON』の魅力のひとつが、ハリウッド映画のようなガンアクション。

銃撃、爆発、格闘、そしてカーチェイス。どのシーンも迫力満点で、ページをめくる手が止まらなくなります。

中でも印象的なのが、レヴィの戦い方。

二挺拳銃(トゥーハンド)を軽やかに操り、まるで踊るように敵を撃ち抜いていく姿は、息をのむほど美しい。

弾を込める動き、銃を回す所作、爆煙の中から現れる後ろ姿……そのすべてが絵になります。

ただド派手なだけじゃなく、流れるような構図とテンポのよさ。

コマの切り方や視点の動きがまるでカメラワークみたいで、自然と映像が頭に浮かぶんです。

特に強敵との打ち合いのシーン、すべてがスピード感と臨場感にあふれていて、まるで映画を観ているかのよう。

これほどガンアクションを“魅せる”漫画は、なかなか他にありません。

アクション好きなら、ドハマりすること間違いなし!

漫画『BLACK LAGOON』の魅力②|普通の社会人・ロックの視点が裏社会をよりリアルにする

『BLACK LAGOON』は、銃と暴力、裏切りが日常の裏社会を描いたハードな物語。

けれど、その世界にロックという“普通の人間”が存在することで、物語はより奥行きのあるものになっています。

ロックは、もともとはごく普通のサラリーマン。

ある日突然、運び屋“ラグーン商会”に誘拐され、ロアナプラという無法地帯に足を踏み入れることになります。

倫理、道徳、正義──それまで信じていた価値観は、ロアナプラでは何の役にも立たない。

殺しや取引が当たり前の世界に放り込まれたロックは、そこで葛藤し、戸惑い、悩み続けます。

それでも、彼はただ流されるだけではなく、持ち前の頭のキレと行動力で道を切り拓いていく。

戦闘能力がない彼が、この世界で生き残るために選んだのは、知略という武器。

そして今後も彼は、ロアナプラで何を見て、どう動いていくのか──

ロックという”普通”の視点があるからこそ、この裏社会の物語をただのガンアクションじゃなく、もっと深く味わえます。

漫画『BLACK LAGOON』の魅力③|レヴィ、ロベルタ、バラライカ、信念と狂気が交差する、魅力的すぎる女性陣

『BLACK LAGOON』には、基本的に悪党しか登場しません。

でも、その中でもとびきり印象的なのが、レヴィ、ロベルタ、バラライカ。最恐の女性陣です。

彼女たちの魅力は、ただ強いだけじゃない。

正義も悪も関係なく、“自分の流儀”を一切曲げない生き様にあります。

中でも圧巻なのは、元ソ連軍の軍人だったバラライカ。

冷酷な判断力と残忍さがありながら、部下を家族のように大切にする一面も。

味方には信頼され、敵にはいっさい容赦なし。その姿は、まさに裏社会の女王です。

そしてレヴィは、本能と暴力で生きている、その野生の強さ。

ロベルタは、忠義のために狂気へと突き進む、その異様なまでの覚悟。

正義も狂気も飲み込んで、ただ自分の流儀を貫く。その姿にシビれます。

それぞれが個性的で魅力のあるキャラクターですが、

この3人が揃ったとき、空気が一変します。

どんな地獄が始まるのか──読んでいても予測不能なワクワクと、背筋が凍るような怖さ。

この圧倒的な悪党たちの、生き様と怖さ。その両方に、心を奪われる。

誰にも媚びず、何にも屈しない。

狂気すらかっこよく見えてしまう、そんな最恐の女性たちが『BLACK LAGOON』の魅力です。

まとめ

『BLACK LAGOON』は、普通のサラリーマンだったロックの視点を通して、非日常の裏社会をリアルに、そしてどこか危うく、それでいてかっこよく描かれる作品です。

特に

  • 銃撃戦、爆発、格闘──映画のような臨場感が詰まった圧巻のアクション演出
  • ロックという“普通”の視点があるからこそ、裏社会のリアリティが際立つ
  • 正義も常識も関係ない、自分の流儀を貫く悪党たちの生き様が強烈に刺さる

が魅力的。

裏切りも暴力も当たり前なこの街で、それでも信念を持って生きるキャラクターたちの姿に、目を奪われてしまいます。

クレイジーでクールな漫画『BLACK LAGOON』。

気になった人は、ぜひ読んでみてください!

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